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そもそも水素ってスゴい!
水素って実は身の回りにたくさんある、宇宙で一番多い元素。
なにしろ元素記号は1番。
そう、みんな覚えた「すいへーりーべ・・」のすいです。
そしてなにより人間のカラダの10%は水素でできてます。
![AdobeStock_506022380 [更新済み].png](https://static.wixstatic.com/media/9efa8c_561c7a16d7f1410fa7695a46d6149d6f~mv2.png/v1/fill/w_393,h_236,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/AdobeStock_506022380%20%5B%E6%9B%B4%E6%96%B0%E6%B8%88%E3%81%BF%5D.png)
人体の組成
65.0%
18.0%
10.0%
3.0%
1.5%
1%
酸素
炭素
水素
窒素
カルシウム
リン
出展:愛知県衛生研究所「生体と元素」


世界のエネルギー事情としては、ウクライナ侵攻を機に、天然ガスや石油の多くをロシアに依存していたドイツを筆頭に、エネルギー安全保障の脆弱さが露呈しました。脱炭素化だけでも高いハードルなのに加えてエネルギー安全保障の問題も出てきました。
こうした中、有望な代替エネルギーとして注目されているのが水素です。
水素には、発電所や化学工場の副生成物であるグレー水素と、再生可能エネルギーで作られるグリーン水素があります。
脱炭素化に直結するグリーン水素は、グレー水素に比べると高コストになりますが、ウクライナ侵攻後、グレー水素の価格上昇によりその価格ギャップが縮小してます。
グリーン水素は、太陽光、風力などの再生可能エネルギーに恵まれた50~100カ国から輸入できるため、化石燃料産出国に依存するエネルギー安全保障上のリスク分散につながると考えられています。
また、国際紛争要因の7割は、エネルギー資源の利権争いであると言われ、グリーン水素社会の実装は、一部産出国への依存低下による国際紛争リスク低減にも通じます。
脱炭素化はもちろん、エネルギー安全保障の視点からも、水素エネルギーの実用化に大きな可能性があります。
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